Art Director
Yasuko Kataoka
plofile
片岡康子(かたおかやすこ)
お茶の水女子大学名誉教授。幼少よりクラシックバレエを黒沢智子に師事、その後モダンダンスを江口隆哉、正田千鶴、三条万里子に師事。
数多くの舞台でダンサーとして活躍後、75年より自主公演開始、NY、パリ、ロンドン他で数度の海外研修。94年よりDANCE HOUSE主宰。以来、国内外で公演活動を展開。海外公演は香港(97)、台湾(99)、韓国(01、02、03)、ロンドン(05)他。
代表作には、『春の祭典』(98、世田谷パブリックホール、主役・軽部裕美 芸術選奨新人賞受賞)、『三姉妹』(99、新国立劇場小ホール)、芸術祭参加作品に『時のコラージュ』(01、新国立劇場小ホール)、『Rhapsody―狂詩曲―』(02、パークタワーホール)、『BALLADE OF FRONTEDEGE』(03、スペース・ゼロ)など、現代と人間の深部を照射した秀作として好評を博す。近作には『風音』(05)、『Perception of Light』(07)、『Perception of Music』(08)、『Last Words Unspoken』(09)(東京新聞主催「現代舞踊展」、メルパルクホール)、『夜を目覚めさせる光』(11)、『De Profundisー深き淵よりー』(15)他があり、いずれも高い評価を受ける。
お茶の水女子大学において指導した全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)9作品は、文部科学大臣賞(4回)、NHK賞(2回)など全作品受賞。優れた指導力によって個性を引き出し、物事の本質に照らし普遍の形として表現する力を育てた。
また、2010年より新設された東京都立総合芸術高等学校舞台表現科舞踊専攻コンテンポラリーダンスコース特別講師として、新たな専門教育活動を展開。全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)高校の部において、審査員賞連続受賞(10,11)、NHK賞(12,14)、準入賞(15)、特別賞(クロスカルチャーへの新しい挑戦)(16)などの成果を挙げ、東京都教育委員会表彰を受ける(14)。
松山バレエ団顕彰「教育賞」受賞(05)。同年10月受賞記念作品展を開催(パークタワーホール)。東京新聞主催全国舞踊コンクール創作部門優秀指導者賞(14,16)、JAPEW松本千代榮賞(15)、東京新聞主催全国舞踊コンクール優秀指導者賞(2014、2016、2021)、東京なかの国際ダンスコンペティション優秀指導者賞(2017)他受賞。瑞宝中授章受章(2021)。
【代表作】